微熱の檸檬管理者の
深井いずみともうします
まだオ-プンまえのサイトです
クリスマスまで
待ってください
メンバ-登録はまだノ-グッドです
でも留守電にメッセ-ジをどうぞ

作品を歌にしたい
イラストにしたい
動画にしたい
そういった人々が集う場所です

もし、
あなたが寂しいならば
If you are lonely,
太陽の光をみつけなさい

find the sunshine.
光は季節を感じます

The light feels the season.

今、あなたは新しい秩序を待っています


Now you are waiting
for a new order.

ゆっくりと ゆっくりと Slowly, slowly.

投稿された作品を日記で紹介

ブログやSNSで書かれた作品やYouTubeにのせたオリジナルの音楽作品を『URLを貼って投稿』

深井 いずみ の日記

深井 いずみ の日記

指と紐 10月6日
朝からの私はちょうどいいとれかけのボタンと滲んだシャツでまばたきをする。いつものようになったわたしたちはビルの横風を受け、ゆるくゆらりと地面に寝そべってはそこらじゅうに散らばる糸くずたちのほつれを拾いながらお互いの靴紐を結びつけ考えごとをさせないように手をつないだ。すべては死にいつか戻ることになっていて少しずつの交換をするために誰かをみつけようとする。彼はその錯覚のような巡り合わせに気がつくことがない。それでも震えてしまう。かざしてみようとする。両手の間に映る曇り空と月の形は不正確なまま。私だよと、彼がみつけた指。

枯れ葉と神 10月7日
どういう風に天国になってゆくのかを眺めているとカチコンカチコンとフリッカ-の音が飛び回る。秋の日は祝祭日に待ち草臥れた枯れ葉の匂い。秋空の下には残しておかなければいけない恋愛模様のような模様のようなもの。参列者のみなさん、わたしたちには生命があります。少しづつの雨が降り続いた路端に、枯れ葉。訪れていました神は傘を閉じました。みなさん、絵の具箱の蓋を開けて街路樹へとあ-めん。本日(TODAY)はありがとうございました。

しゃぼん玉 10月8日
空を飛ぶ夢をみたいと思って眠ると空を飛ぶ夢をみることができる。とてもリアルに電線をくぐりながら。なにも考えたくないときは必ずそういうふうにしていたことを久しぶりに思い出した。水族館に誘った彼にだけそれを教えてあげ、それから、夜の公園でふたりでしゃぼん玉を飛ばした。



朝焼け 10月9日
普段から渡っている橋があって、家はすぐ近くだからとそこで別れの挨拶の言葉を彼に言う。会話が続いてしまい、ファミリ-レストランでアイスクリ-ムを食べることにした。夜が明け、橋の上までもう一度行く。赤い朝焼けが映る川に驚いた。そうだと言って私はありがとうと伝えた

晩餐 10月10日
魚を食べるために用意されたテ-ブルソ-スが溢れてしまう。ジャズが不足する皮膚は、食べるまでに水を飲まなければならない。失意を椅子にもどすこともできない。新しいが不足したままだけれど。私だけのささやきは気味の悪さと混じりあうままにボニ-ピンクへと付着する。黄色くてとても黄色くて嗤えた。ニクロム線を焦がせばいい。今度はヒュ-ムの匂いだ。しばらくは滞留する灯。

お終い橋 10月11日
水羊羹が品切れになった夕暮れの和菓子屋があなたはもうお終い橋まで歩いてきてしまったよという。唄、口ずさむのをやめることにした。

感謝、、遺言、、みたいな 10月12日
たとえそれが真理でなく矛盾を孕むものであってもロバ-トジョンソンは社会を示すもの。それをやらないでくれていたらロバ-トジョンソンを憎むことはないのだけれど、その言い草が阿呆らしくて愛おしく思えるようになったのはレトリックを覚えたからだろうと思う。決して私が大人になったからではない。そんなことを書いて睡る。