ジャズってなんだと思いますか。
僕は、ジャズはスイングだと思います。スイングとは、簡単に言えば、三連符のリズムを使って、
八分音符のリズムで、最初を長く、後を短くと演奏します。表現しにくいところがあるので、
調べてみてください。ター・タ　ター・タ　ター・タみたいになります。

ジャズのスターたちは、チャーリー・パーカー、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス等、
挙げればきりがありません。ビバップ、クール、フリージャズ、モダンジャズ等、色々なスタイルを生み出し
ながら、発展してきました。現在のジャズシーンの状況はどうなっているのでしょうか。現在は、様々な
ジャズ教育が行われており、フェスティバルやイベントが行われています。各音楽分野との融合が
進んでいるそうです。

ジャズに用いられる楽器は、サックス、フルート、トランペット、ピアノ、ベース、ギター、トロンボーン、
ドラム、などがあります。各楽器に役割があり、リズムを作るのは、主にドラムとベース、
メロディーを奏でるのにその他の楽器が用いられます。ジャズでは、ソロパートがフォーカスされる
事が多いです。

ジャズの入門書は多く、ジャズ通の人も多いです。最近では、『BLUE GIANT』というジャズ
映画（アニメ）が話題になりました。僕も見に行きましたが、とても良い映画でした。
原作の漫画もまだ続いています。僕も入門書で学んだのですが、いまいちよくわかりません
でした。紹介されているジャズのアルバムを聴いて、好きなジャズの曲、嫌いなジャズ（苦手なジャズ）
の曲がありました。例えば、僕はまずソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』というアルバム
を聞いたのですが、なんかしつこい感じがして、何度聞いても好きになれませんでした。
ところが、ところが、それから24年後、今年、ソニー・ロリンズの「St.thomas」という曲
のライブ版を聞いて、何といい音楽なんだと感動しました。実は、面白くないのは、
彼らの楽器が下手だからじゃないかと疑っていたのですが、実際はそんなことはなかったです。
ジャズの演奏はとても難しく、初心者がジャズを演奏することは、まず無理です。
僕は、自分で楽器（アルト・サックス）を習って、少しはできるようになったために、
そのような理解ができました。古典の、「シング・シング・シング」というジャズの曲
を合奏したために、ジャズ理解が一気に進みました。恐らく、ジャズは一人では
出来ないものなのでしょう。必ず仲間が欲しくなります。ただ、ジャズ楽団というものは
あっても、ジャズグループというのは多くありません。ロックなどとは異なっています。
ジャズグループができても、固定的なものはまずありません。現在も、様々な才能が、
世界のあちこちで花開いています。

今回は、こんなところで終わりたいと思います。編集長のみうら氏から、
連載を頼まれているのですが、僕はジャズにそれほど詳しくないため、
書くことがなくなるかもしれませんので、続けられるかはわかりません。
それでは、このエッセイを楽しんでいただければ幸いです。　　　黒髪